オーストラリアのコロナウィルス その後
こんにちは。Hirokoです。
先日コロナウィルスが蔓延するなかでオーストラリアの状況を書きましたが、今日はその後です。
現在2020年3月25日朝の時点での判明している感染者数は2,136人となり死亡者は8人となりました。
幸いなことに亡くなる方の数が感染者数の増え方に対してゆるやかではありますが、それでも毎日400人から500人単位で感染者が増えており、完全なるパンデミックとなっています。
その中でオーストラリア政府は、不要不急の外出は控えるよう呼びかけるとともに、国境の閉鎖、州境の閉鎖、あらゆる娯楽施設、スポーツ施設の閉鎖、レストラン、カフェは店内飲食禁止で持ち帰りのみ、結婚式は5人以内、お葬式は10人以内、人と人との間は1.5メートル以上空ける、など厳しい措置をとりじわじわと街の封鎖へと進んでいる様子です。
私の住んでいるゴールドコーストという街はその名の通り美しい海岸で有名な観光地ですが、観光に携わる施設はことごとく閉鎖され、今ではゴーストコーストと呼ばれるくらい街から人が消えてしまいました。
本来ならゴールドコーストの中で一番人通りの多い歩行者天国カビルモール
そして、こうした施設、店舗の閉鎖のみならず、国境閉鎖に伴う輸送機関の減便や運休により、特に航空会社スタッフが大量に失業しました。
結果、
生活保護を求めてセンターリンクという政府機関に問い合わせが殺到し、ウェブサイトがクラッシュしたため市内オフィスのほうに長蛇の列ができるという現象がおきています。そして、誰も人と人との間に1.5メートルの間隔を空けていません。。。
毎日政府から通達があり、日々厳しいルールが設けられ、州によっては警察まで出動し厳しく取り締まっています。
このような状態でありますが、幸い国内ロジスティック、貨物輸送は通常通り運行しているので、Australian Connectionも通常通り営業中ですが、
国際輸送のほうで、旅客便の減便、運休のため配送にかなりの遅れが生じている状態です。
というわけで、ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが
何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。。
また何か変化がありましたら、ウェブサイトの方でお知らせします。
購入代行+転送サービス か 転送サービスのみ か?
こんにちは。Australian Connection管理人Hirokoです。
今日は、
購入代行を依頼したほうがいいのか?
それとも、自分で購入して転送だけを依頼したほうがいいのか?
そもそも、ウェブサイト見ただけじゃなんかよくわからない。
という方のために、
少し詳しくこれらのサービスについて語りたいと思います。
購入代行+転送サービスとは
購入代行は読んで字のごとく、お客様の代わりに私の方でお客様指定のウェブサイトから購入手続きを代行することです。購入後商品が弊社に到着したら、その商品をお客様のご指定の配送先に送付します。
手続きの流れ
- まずは商品代(+国内送料)のみをお支払いいただきます。お支払いはPayPalより請求を送付します。
- 弊社で購入手続き
- 購入が無事完了したら、お知らせします。
- 無事商品が到着したら、重さを量り日本までの送料を計算します。
- 日本までの送料+購入代行、転送、その他のご依頼に応じて手数料をお支払いいただきます。お支払いは最初と同じようにPayPalから請求書を送付します。
- 日本へ配送
メリット・デメリット
購入代行を依頼するメリットは、支払いさえすればあとはおまかせです。ショップや出品者とのやりとりはすべて弊社で行いますので、商品の欠陥や配送の遅れなどの問い合わせなど煩わしい英語でのやり取りの心配はありません。
デメリットは、転送サービスだけに比べて手数料が高い。そして商品代の計算方法にCash.Sレートを使うので、ご自身で購入するより商品代が少し割高になることがある。(通常クレジットカードやPayPalは決済に電信相場+各カード会社の手数料を使い、Cashレートより安いことが多いです)というところでしょうか。
下の画像ですと赤く囲ってあるところがCash.Sレート。
電信相場はTTSと書いてある欄でCash.Sよりレートが安いのが分かります。
とは言っても、クレジットカードの決済時(請求時)のレートの動きによっては、購入時のCash.Sレートの方が安いという場合もあるので、必ずしもご自身で購入したほうが安いとは限りません。
転送サービスのみとは
これも読んで字のごとく、弊社で購入は行わず届いた商品を転送するだけのサービスです。
手続きの流れ
- まず、ご依頼を受けたら弊社の住所等購入に必要な情報をお伝えします。
- 購入手続きを終えたらご一報ください。またショップより配送の追跡番号が届きましたら、その番号もお知らせください。
- 商品が到着しましたら、重さを量り日本までの送料を計算します。
- 日本までの送料+転送手数料、その他ご依頼に応じた手数料をお支払いいただきます。支払い方法はPayPalより請求書を送付します。
- 日本へ配送
メリット・デメリット
転送サービスのみのメリットはやはり経費が安くすむ。とくにECサイトを運営されている方はここは重要ポイントだと思います。またご自身で注文されているので、内容、配送状況などを自分で把握できるという安心感がある。
デメリットは、何かショップ、出品者とトラブルがあったときはご自身で対応しなければならない。電話をかけづらい。
といったところでしょうか。
まとめ
どちらのサービスを使うかは、もちろんお客様が何を求めているかによります。
ただ
「自分で手続しようと思ったけど、日本の住所だと手続きが進められなかったので、購入代行してください」というケース。
これは、オーストラリアの住所を入れれば手続きが進められますので、英語にそれほど抵抗がなければ購入代行を依頼するより転送サービスのみをご利用頂いたほうがお得です。
または、「日本のクレジットカードが使えないので購入代行してください」というケース。これはショップがオーストラリアのクレジットカードか銀行振込のみ対応ということであれば、購入代行しかありませんが、PayPalに対応しているショップでしたら日本からでも購入できますので、PayPalを利用してご自身で購入し、転送サービスのみ依頼する手もあると思います。
いずれにせよ、100人のお客様がいれば100通りの要望があります。
それぞれのご要望に応えるべく、お客様とのコニュニケーションを大切にし、
Australian Connectionもますます進化していければと思っています。
オーストラリアのコロナウィルス
世界中で猛威を奮っているコロナウィルスですが、今オーストラリアでも勢いを増しながら毎日感染者を増やしています。
ほんの一時ですが、オーストラリアでマスクを個人使用目的で輸入されるお客様には転送手数料を割引にさせていただきました。
その時は、国内感染者15人のまま数週間増えもしないという状態でした。
マスクはそれでも、通常よりは値段が上がっていたのですが、そもそもこちらの人たちは医療従事者か工場関係者のような特殊な職でもないかぎりマスクを日常的につける習慣はないので、手に入らないことはなかったのです。
ところが、
2月末ころから雲行きがあやしくなり、あれよあれよと言う間に現在の感染者375人、死者5人となりました。(2020年3月17日現在)
数としましては、まだまだ少ないほうかもしれませんが増加率でみれば、他の国と大差はありません。
国の対策としては、中国、イタリア、イラン、韓国は出国後14日以内はオーストラリア国内に入国できないという制限も設けています。
その他の国からの入国者は、到着後14日間は自己隔離をすることが義務付けられ、これを違反すると週によりますが100万円近くの罰金が課せられます。
学校閉鎖は各州により対応はまちまちですが、私の住んでいるクィーンズランド州では検討中です。
自宅勤務も推奨され、道路は比較的空いている状態です。
くしゃみや咳をするときはハンカチやティッシュで覆うか、手ではなく肘で口を覆う。
握手禁止。
人と人との間隔は1メートル以上あける。
色々と対策はうたれていますが、
ただ、国民の誰もが危惧しているのは、
いつ国民全員が自己隔離を義務付けられるのか。
というところかと思います。
万が一自己隔離、街封鎖などとなった場合に備え、食料などの備蓄を考えなければなりません。
そのため
日本でもマスクやトイレットペーパーの買い占めがニュースなどで取り沙汰されましたが、今、オーストラリアではえげつないほどの買い占めが問題になっているのです。
毎日のようにテレビで買い占めをしないようにと呼びかけてはいますが、スーパーマーケットに行って空っぽの棚を見るとやはり今買っておかないとまずいことになるという心理が働くようで、最初はトイレットペーパーの棚だけだったのが、今はパスタ、小麦粉、米の棚もすべて空っぽです。
近所のスーパーのトイレットペーパー、ティッシュの棚
この国の現状で、一番怖いのはコロナウィルスよりも人間だとも言われています。
それくらい、各地で争い事が起こり、
私達はそれを「トイレットペーパー戦争」と呼んでいます。
商品がなくて買い物ができないというより、お年寄りや体の不自由なかたはそもそもたくさんのものをいっぺんに買うのが難しく、この異常事態のなか本当に大変な思いをしている、ということで、今どこのスーパーマーケットでも開店後一時間はシニアのみの入店に制限しています。
あれや、これやといろいろな策が講じられていますが、
本来ならこういう苦肉の策が必要ない状態が望ましいのだと思います。
今や貴重品となったトイレットペーパー
こんなところで見かけることがあります。
いずれにせよ、
現在のところAustralian Connectionは通常通り営業しています。
何かニュースがあれば、すぐにウェブサイトなどをとしてお知らせいたします。
ご挨拶
はじめまして。
AustralianConnection運営者のHirokoです。
輸入代行のほかに、旅行業務、英語教育のサイト運営、短期留学、ホームステイの斡旋などしています。
普段オーストラリアの地において、たくさんの日本人のお客様と接していますが、これほどネットが普及している今、すでにお客様の方が商品知識が豊富で、スマホを私に見せながら「これどこで買えますか?」と聞かれることが多々あります。
ただ、聞かれる内容はだいたい同じものが多く、確かに情報は拡散しやすいけど、内容がかたよっていて、オーストラリアにはもっともっと良いもの、在住者だからこそおすすめしたいものがたくさんあります。
質が良くて、無駄がない。おしゃれで、かわいい。
日本での流行りものじゃなくっても、個人の感性で良いものを手に入れてほしい。
そんな思いでサイトを立ち上げました。
これからウェブサイトも改良しつつ、ブログを通してオーストリアのおすすめ商品から日常生活などもお知らせしていく予定です。
ご質問等ございましたら、ウェブサイトのお問い合わせページからご連絡ください。